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水源があり災害に対して安全な場合の数がまず問題となりますが、巨大地震等の場合、車の運行はまず不可能であるので徒歩で給水を受けに行かなければなりません。
行きは空容器ですからまだしも、帰りは20kg位の水を持って歩かねばなりませんので、いくら緊急時であるとはいっても片道せいぜい1km位が限度であると思われます。従って浄水装置は2kmを直径とする円の範囲(3.14ku)に最低1個所は用意しておきたいものです。
このくらいの範囲内に水のある安全な避難場所があればそこに用意しておくべきでしょう。
(例)広さ80平方キロで全体に人間が住んでいる場合
80ku÷3.14=25.48
即ち26個所(台)が最低必要の目安となります。
(例)広さ140平方キロで居住範囲が全体の75%位である場合
140ku×75/100÷3.14=33.4
即ち34個所(台)が最低必要の目安となります。
但し以上の計算は広さに対する平均的必要個所数であり実際にはこれに人口密度と避難場所とを考え合わせて設置個所を決定します。 |